ので、今後 「光熱費1/2住宅」と呼ばせて頂きます。
先日の 野池 氏 が共著で執筆した 本が これ・・・
本当にすごいエコ住宅をつくる方法
表紙に小さく書いてあります。
PASSIVE DESIGN (パッシブデザイン)
昨日からの流れで
自立循環型住宅≒熱費1/2住宅≒エコ住宅≒パッシブデザイン
こんな構図になりそうです。
では、その パッシブデザイン とは・・・ 実は 一言で言うのは難しい・・・
そこで、日本におけるパッシブデザインの第一人者 小玉祐一郎先生の 著書
「住まいの中の自然」(丸善株式会社) から 引用させて頂きます。
(P3、序文 より 引用)
「住まいの中の自然」でめざしたのは、
自然に開かれた家-内と外のレスポンシブルな関係を築き
太陽や風といった自然のポテンシャルを享受する住宅でした。
レスポンシブル・・・・小玉先生は この単語を 幾度と無く口にされます。
敢えて約するとすれば、「応答、交感」 といえばいいのでしょうか?
自然の営み と 「応答、交感するすまい」
私たちは、高度成長期から(いえ、人類誕生のときからからかもしれませんが)
3.11 まで 自然をコントロール出来るものとして意識していた気がします。
自然を ねじ伏せる そんな意識かもしれません。
パッシブデザイン の パッシブ とは 「受動的」「受け身な」といった意味合いがありますが
自然の営みを受け(享受し)、レスポンシブルな関係(交感する)
そうした 姿勢 。
それが、小玉先生の 「パッシブデザイン」に込められているのではないでしょうか?
これから、光熱費1/2住宅(自立循環型住宅) と パッシブデザイン、の間を 行ったり来たりしながら
皆さんと一緒に、考えてみたいと思います。
(※1)「自立循環型住宅」 は、一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の
商標です。
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