気象データー(一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(以下IBEC)より)
昨日の復習をしておきましょう。
卓越風 ある地方で、ある特定の期間に吹く、最も頻度が多い風向
昨日も書きましたが、注意をしなければならないことは、
この 「卓越風」。
参考にはなりますが、徳島県内のデーターとしては、IBECでは 8箇所 のデーターが
掲載されています。
しかし実際、その場所ヾで吹く風は 気まぐれで、侭ならぬものです。
特に、住宅地、市街地 では、周囲の建物の影響を受け、思わぬ「流れ」が 生じるので
できるだけ、どの方向から風が吹いても、風を捉えられるような 窓の配置が大切です。
自然の営みは 「想定外」が 当たり前 その中でも「風」は特にそうだということを
心がけたいものです。
そんな中、風の流れの癖、傾向 のようなものを ある程度つかむ手段としては
先日、ご紹介した、「通風シミュレーション」であったり
「OpenFOAM」 だけでなく 多くの プログラムがオープンソースとして 活用できるのは
パソコンの機能が飛躍的に向上したこと、
インターネットの普及で、私たちでも 活用に関する情報源にアクセスできるようになったこと、
がありますが、なによりこういった 有益なツールが オープンソースで公開されている
海外の シミュレーション事情 は羨ましいところです。
CFDツールで日本語化、ローカライズ化 されたものもありますが、
「流れ」に関する知識が深く要求されること、価格的にも少々?お高いことから
日本製CAD、例えば 私の場合は、先に紹介した 「通風シミュレーション」あたりで
対応させていただく というのが現状 です。
こういった、机上(デスクトップ上?)以外の ツールでは
環境トラッカー/風量計 Kestrel 4200s写真は、
Mistral Instruments Kestrel Wind Meter より転載
のように パソコンにデーターを読み込み解析できる ハイエンドなものから
GA アネモメーター(風速計) GA-06
写真はamazonより転載
写真はamazonより転載
のように、お手軽に 風速を計測する機能だけとシンプルでお手軽なもの と
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