施行 直前まで 紆余曲折のあった 「H25 改正省エネ基準」
おそらく最初の、まとまった 講習会でした。
あと、2020年には、 「すべての住宅に義務化」です。
しかし、2020年を待たずして、これまで 貧しかった
日本の、住宅断熱事情。
もちろん、断熱材だって つい最近まで
とてもじゃないけど使えないような、値段のものが
最近になって、ようやく使えるようになってきたので
2020年、までまだまだ 変わっていくでしょう。
この省エネ法の義務化、全てが両手を上げて賛成
といかない部分だって もちろんあります。
でも、次世代省エネ基準 という 目安 を作ったけれども
あまり効果はなかったようです、だから 義務化 となってしまったんですね。
僕達、建築家の役割は、
快適な温熱環境、
如いては、
家計における 冷暖房負荷の 削減。
四国、徳島、淡路、で住宅の設計を手がけています。「設計の工夫」で「快適で心地よさ」を創りだすこと、・・ 周辺の 自然環境を心地よさの源とする そんなことを考えています。
2013年11月12日火曜日
改正省エネ基準講習会
2013年11月8日金曜日
うちエコ診断
昨日は、「うちエコ診断」 を受けてきました。
2013年11月6日水曜日
同時に解決すること
内と外 を同時に解決すること
「窓」やなあ。
2013年10月26日土曜日
勝手放題な呑み会
別に、なにか強制とか、シガラミがあって集まったわけでは無く
ただ単に、「建築」が好きで「ベクトルが同じ」な
業種を問わない面子での 「交流会」と称した「呑み会」
思うこと、これからのこと それぞれありますでしょうが
住まい を築く ということに ここまで 一生懸命 に 語り合える
其のことに 自分自身を振り返り 重ね 自問自答
お施主様にとって なにがどう あればいいのか?
そんなことを、息もつかせず 言葉が溢れ出る 5時間
時には、こんな 時間があってもいいでしょう?
だって、公共工事受注のために 人を 利用したり する方々に 疲れてるんです。
僕らは、建築家 である前に 建築士
大きな建築を 建てて 有名になりたいの?
ちがうから・・・偶々・・いえ 必然で 集まった お仲間なんですから。
楽しい時間をありがとう。
2013年10月24日木曜日
3Dプリンター
県立工業試験所で、3Dプリンターのデモが あると誘われたので
まあ、近いということもあって 行ってきました。
3Dプリンターが世に出てから 30年近くなるのですね、全く知りませんでした。
一年前に、大阪で BIM のデモンストレーション大会があった折、
3Dプリンターで 建築の模型 を作成しているのを キーノートで見せていただきました。
率直に感想を述べると・・・
逸品生産の建築、模型は何度も何度も 造り直します。
其のたびごとに、3Dプリンター で作成するのは 効率が悪いようなきがしました。
やはり、スチレンボードを切ったり貼ったり しながら作っていくほうが お手軽ですね。
寧ろ、製造業、医療の現場では 既に 活用されていて
其れに比べると、建設分野では まだ 3%ぐらいということで。
興味が有る方は、工業試験所 に足を運んでみてはいかがでしょうか。
時間あたり 数千円で 使用させていただけるそうです。
2013年10月23日水曜日
またも 蓄熱
またも蓄熱と室温のお話です
こんな、部屋があるとします。
大きさは 8帖程度。
軒の出も何にもありません。
この部屋は、和室ですが 最近では滅多に 土壁を 採用することはありません。
理由はいろいろありますが、ここでは 其の理由よりも お話したいことがあります。
水色は、4方とも外部として EPS100t
黒色は、徳島市の外気温 1月ごろです。
赤色は、ちょっと 厚みの少ない 土壁の家
わかりやすいので、水色と青色を 比べてください。
2013年10月22日火曜日
蓄熱計算
自立循環型住宅シリーズですが、
日射利用(蓄熱)でずっとストップしたままです。
それほどまでに、「蓄熱」の奥が深い ということなのですが、
今、提案住宅で この「蓄熱」を活かして 冬の 室温を 比較的快適にできないか 模索しています。
凡そ 8帖大の 部屋の 室温を検討しています。
一番下の、黒いラインは 外気温。
青が、コンクリート造
水色が、土壁 両面塗り
赤が、土壁 片面塗り。
12/25日頃で、20℃~25℃ をキープしています。
でも、11月ぐらいになると 30℃超えちゃう日もありますね。
ちょっと窓が大きすぎるのかもしれませんし
蓄熱部位が 少なすぎるのかもしれません。
でも、凄いと思いません。
だって、太陽の恵みだけで、暖房がほぼいらない 12月を 過ごせるんですよ。
もちろん、曇や雨の日もありますから「補助暖房は必用です」
パッシブデザイン という言葉
何度か紹介してきましたけれども
自然の原始的な エネルギー(ローエネルギー)と
電気のような 加工された エネルギー(ハイエネルギー)
まずは、ローエネルギー で出来るだけの 対策をして 、それから ハイエネルギーで補う。
えっ? これって省エネ。
もちろん、冷暖房費の節約になりますが もっと大切なことがあります。
それは、また 今度。
2013年10月7日月曜日
地域型住宅ブランド化事業 検討中
地域型住宅ブランド化事業 検討中
地域型住宅ブランド化事業評価事務局HP
を御覧ください。
山・すまい・まちネットでは まだ 枠が残っているようです。
2013年9月18日水曜日
2013年9月14日土曜日
性能表示
住宅性能表示の見直しパブリックコメント
国土交通省HPより 住宅性能表示制度の見直し案
住宅性能表示制度 と 呼ばれる 指標があります。その制度の改編についてのパブリックコメントが 消費者庁と国交省の連名で募集されています。
大きくクローズアップしたいのは、おそらく先の震災の影響を受け 「地盤の液状化」について
なんらかの形で盛り込まれるのではないかということ。
そして 上図 からみるように
コレまで 必須項目だった ● が 選択項目 ◯ になったものがあります。
性能表示は、フラット35の等級、長期優良住宅、認定低炭素住宅 等など
たくさんの 規定と大きく連動していますから
当然、10月に改正される 「省エネ法」の改正の影響も受けます。
このように、他の制度からも 色々な規定があり 周知が図られたこともあり
必須項目を 減ずるという趣旨のようです。
性能表示
住宅性能表示の見直しパブリックコメント
国土交通省HPより 住宅性能表示制度の見直し案
住宅性能表示制度 と 呼ばれる 指標があります。その制度の改編についてのパブリックコメントが 消費者庁と国交省の連名で募集されています。
大きくクローズアップしたいのは、おそらく先の震災の影響を受け 「地盤の液状化」について
なんらかの形で盛り込まれるのではないかということ。
そして 上図 からみるように
コレまで 必須項目だった ● が 選択項目 ◯ になったものがあります。
性能表示は、フラット35の等級、長期優良住宅、認定低炭素住宅 等など
たくさんの 規定と大きく連動していますから
当然、10月に改正される 「省エネ法」の改正の影響も受けます。
このように、他の制度からも 色々な規定があり 周知が図られたこともあり
必須項目を 減ずるという趣旨のようです。
2013年9月13日金曜日
徳島杉
2013年9月12日木曜日
2013年9月11日水曜日
木造
木の家づくり
2013年9月10日火曜日
2013年9月9日月曜日
木を活かす人材養成連携講座 第二講座
2013年9月8日日曜日
健康住宅
健康住宅
健康に暮らすための住まいと住まい方―エビデンス集―
「夏季の蒸暑な寝室環境では寝苦しくて睡眠中の中途覚醒が多くなり」P56
こういった環境下ではエアコンなどの設備機器に頼らざるを得ないかと思いますが
「睡眠中は覚醒時に比べて体温調節機能が低下しており、寝室の温熱環境の影響を受けやすいので」
身体にやさしく安眠が得られる温熱環境を設けることは、きわめて重要なことといえます。
夏季の寝室の温熱環境は気温26℃~28℃、湿度50~60%が適切という事です。
ただ、温熱感覚は、個人差が多く、その点を考慮に入れておく必要があります。
同じ26℃でも エアコンによるものと、通風によるものでは違って感じる事もあります。
エアコンや扇風機の 「風」を不愉快に感じる人もいます。
先日紹介した、グラフ。
1週間の温度、湿度 変化を記録できます。
一体、自分が何度ぐらいの環境を 心地よい と感じているのか 前もって知る事ができます。
2013年9月6日金曜日
温熱環境と睡眠
2013年9月5日木曜日
エコ・シート
定量的に捉える省エネ
2013年9月3日火曜日
診断員
うちエコ診断員
とりあえず、合格していた うちエコ診断員の 認定書が届きました。
これは、お仕事 ではなくて、 御役目のようなものになります。
私の場合、徳島市 に所属している 診断員で
私自身が 診断をお引き受けしたり、訪問したりということを決めるわけではないのです。
2013年9月1日日曜日
設計の進め方-3
設計の進め方-3 (ファーストプラン)
2013年8月27日火曜日
残暑
あかねの和
この春 竣工した お施主様の元に立ち寄り
2013年8月23日金曜日
大阪 野池学校3回目
室温と蓄熱について(野池学校)
蓄熱容量の計算と室温シュミレーション に参加してきました。
2013年8月22日木曜日
プランニングは鉛筆で、
設計の進め方-2
2013年8月20日火曜日
川内の家
進捗状況 3世代2世帯の家
夏も終わろうとし、ようやく
外壁下地
断熱施工
内装下地
まできました。
現場が 動き出すと 驚くほど多くの人がスケジュールに
従って 手配りをします。
即断即決 がとても 大切になります。
2013年8月18日日曜日
転石は、思わぬとこから・・・
設計の進み方-1
一生のうち、何度も家を建てる機会のある方は少ない。
だから、設計の始まり ってどんなだろう って思います。
とっても 正常な 疑問、不思議。
時には、設計者のことを「せんせい」なんて呼ばせる
こともあるらしいですが、私は 釜内さん でお願いしてます。
この 写真のPLAN 今日、”没” になりました ・笑
なぜ、没 になって笑うのだ?
なぜって、この PLANが お見合い相手の方とのお話に
「ズレ」を作ってくれて、そっから
思わぬ石が転がり出てきたから なのです!
お話・・・見詰め合って愛が芽生えれば
それもよいかもしれませんが
やはり普通は 「言葉」を交わしてみなければ。
もちろん 「クチ」 もありますが 「話のネタ」としての
私本位の、PLAN をネタとして お渡しさせていただきました。
敢えて? ちょっと 使いにくい面があっても
熱環境優先!
でも、昨日も書きましたが、
そんなことをしても「パッシブデザイン」とは呼びません(多分)
でも、お見合いの席ですから、情報はまだ 「ゼロ」
わかるのは 敷地 のみ。
この PLAN × 要望 = おもしろい
という 化学変化が当然生じます。
そっからは、話が弾みました。
全く違う案になりましたが、これがもしかして「玉石」?
可能性を感じさせてくれる 計画!
そっちを見せろ?
まだ、練りこみたいので ダメです・笑
パッシブデザインは止めたの?
いいえ、パッシブデザインは 計画の軸・原論です。
どこまでも、裏方で 息づきます。
それにしても、お施主様が 用意してくださっていた
設計の参考になる資料写真。
一本、軸が通っていて
うん!やっぱり「ウチ」は お施主様のもの!
改めて思いながら、ねまーす。
追:切り旬、乾燥まで含め、徳島杉のベストな軸組みを
工務店さん(凄腕です)と考えていきます。
またご報告しますので、葉枯らし乾燥 からの流れ
機会があれば見ていただければなって 思います。
先日の、建築士会からの案内にも、
伐採ツアーの案内がありました。
是非、見たことない方は いかれるべきです。
そして、TSウッドさんの豊香野のモデルハウスも
行ってみてください。
冷房不要の涼しい空間。
エアコンなし、風速 3m/s~15m/s
私の部屋より、断熱は少ないのに 温度は低い。
風です、風の街・那賀。
2013年8月17日土曜日
日照、日射 シミュレーション
日照、日射 シミュレーション
2013年8月16日金曜日
温熱環境アンケート
温熱環境アンケート
これまで、私が 設計を担当させていただいたお施主様で
私自身が、多少の温熱環境を体験させていただきました お施主様に
今、順番に アンケートのご協力を郵送しております。
昨日は とても うれしいご報告を いただきました。
もちろん、暑さ寒さ、ランニングコスト、等々 悩みはありますが
10年近くを経た お施主様から 「すまいの設計をお願いして良かったです」
と、おっしゃっていただけることは、住宅作家 にとっては 至福の瞬間です。
住まいのエネルギー性能 評価ツール、
環境家計簿、(共に、岐阜県立森林文化アカデミーの 辻允孝准教授 作成)等に 入力して 想定と実際の 比較。
そこから見える改善策。
それを、ご報告させていただきます。
また、より高度な、非定常計算(EnergyPlus・和訳LAED・labo/武政 工学博士)による計算との 誤差を比較することにします。
この 非定常 が本来の熱環境の常識ですが
これまで、私たちが 使うには 相当な困難があったものを
ある程度、使用可能にしてくださったツールです。
本来、蓄熱 や 気象データー 無しの 熱計算はあり得ません。・・・が パソコンの能力の問題などもありこれまで
Q値 計算に頼ってきたのでした。
又、「暮らし省エネマイスター」、「うちエコ診断員」として
家電・暮らし方への アドバイスも 行っていきたいと思います。
2013年8月15日木曜日
拾いもの
ネットオークション に 登録しておくと 時折
思いがけない 拾いものをすることがある。
今回は、
2001年の出版ですから、現在でしたら この分野での 御大方 が
御名前を 連ねておられます。
また、時代の空気が 今とは異なった色をしているのが感じられます。
この当時の、建築雑誌、書籍 などを 整理していると パッシブ、地域性、 といった言葉が
何度となく 眼に とまります。
清家清先生 と 小玉裕一郎先生 の師弟対談では 「間戸」と「窓」について 語り合っておられます。
先日の、YKK・AP での 小玉先生の講演でも そのお話に触れられたと聞いております。
まだほんの少し、ページをめくっただけ。。
また、時間をつくって 捲ってみたいと思います。
ただ、「パッシブデザイン」というのは「特定の商品のこと」ではなくて 「住まいの 計画原論の一つ」
つまり、 デザイン の 軸 みたいなものでしょうか。
そして この 「パッシブデザイン」 と 「地域性」は 切り離せない。
寧ろ、積極的に 関わっていく・・・パッシブなデザインは 人をアクティブにさせる
なんだか変なようですが、そうゆうことなのかもしれませんね。
2013年8月13日火曜日
敷地条件は 四次元で 考えよう!
突然の 依頼にて この家の計画を してみてほしいとのこと。
道路用地買収につき 周辺すべての建物が建てなおされる
可能性のなか 日照の検討。
Sketchupは こうゆうときに頼りになります。
場所、日時 によっての敷地・建物にどのような
日照・日射 があるのか モデリングをしながら
検討できます。
画像は、その中の一案。
出来るだけ、1.2階共に 日射取得の出来るような
配置・形状を とってみました。
2月からは7:00頃には 採光が寝室に差し込むように。
もちろん、すまいにとって 日照・日射は 要素の一つです。
もし、この形状でほかの 要素も解決できるか?
いろいろな要素を考えた結果としてデザインなのですから
ただの省エネ住宅であれば 200万円のソフトにお任せで
勝手に機械が計算して
設計なんて 「機械(コンピューター)」にお任せしておけば
最適解を導き出してくれそうです。
最適解なのか?