耐震改修+断熱改修を行った住まい手の、居間(暖房室)と廊下(非暖房室)の温湿度を
測定させていただいていた。
測定器は「おんどとり」というベーシックなデーターロガー。(上写真)
グラフの「赤」が居間。「青」が階段。
徳島と言っても、県中央部の積雪が50~100cmもあるような場所。
今回は、開口部付近で計測せざるを得なかったため、日射の影響、窓からの冷気の影響
大きいと思われるから、このグラフだけですべてを判断はできないが
居間では、概ね 10℃以上を変位しているが、稀に寒い日には10℃を下まわる早朝がある。
エアコンによる室温は18℃程度で暮らしてるようだ。
※大抵の場合、晴れた日の早朝が放射冷却現象の影響で最も寒い時間帯になる。
対して、階段では 度々10℃を下回っている。
気を付けないといけないのは、深夜・早朝に 暖かい寝室から廊下・トイレなどに移動牛た時で
この温度差が体に大きな負担となる。
改修前は、一晩中暖房をつけていたが 今は 灯油ファンヒーターも全く使わず
エアコンも、切っているいるそうだから、体感温度としてはもう少し高いところを推移しているのかもしれない。