
日本の場合、木造ならば 「充填断熱(通常の壁厚み)」が、鉄筋コンクリート造ならば「内断熱」が圧倒的に多いです。
海外では、「外断熱」が比較的多い と聞いていたので 前から気になっていた
(写真の)欧州外断熱施工ガイドライン を取り寄せてみました。
日本では、無いわけではありませんが、外断熱の「これがベスト」という施工法が明確になっていません。

この2枚目の写真をみると 構造体 に 下地処理をして断熱材を貼り 金具(アンカー)で留め付けているようです。
問題はその次で、断熱材の上に下地処理をして、日本で言えば「塗材 又は 吹付け材」を入れて 終わりになっています。
日本での通常の工法は、断熱材の上に「ボード」を張って その上に 防水処理して 通気層、更に その上に
仕上げ材です。(木造の場合)
断熱材は 「断熱」をするのが役割で、仕上げ材の下地じゃないよ。 という考え方をします。
この工法は、日本でも一部 認定されているのですが
長期にみてどうなるのか 興味深くあります。