2013年9月14日土曜日

性能表示

住宅性能表示の見直しパブリックコメント



                国土交通省HPより 住宅性能表示制度の見直し案


住宅性能表示制度 と 呼ばれる 指標があります。
その制度の改編についてのパブリックコメントが 消費者庁と国交省の連名で募集されています。


大きくクローズアップしたいのは、おそらく先の震災の影響を受け 「地盤の液状化」について

なんらかの形で盛り込まれるのではないかということ。

そして 上図 からみるように

コレまで 必須項目だった ● が 選択項目 ◯ になったものがあります。

性能表示は、フラット35の等級、長期優良住宅、認定低炭素住宅 等など

たくさんの 規定と大きく連動していますから

当然、10月に改正される 「省エネ法」の改正の影響も受けます。

このように、他の制度からも 色々な規定があり 周知が図られたこともあり

必須項目を 減ずるという趣旨のようです。



                                                                 因みに、耐震等級は 主に 筋交い(上図・weblioより)がどれぐらい入っているのかを決める目安にもなっています
一方で、この 筋交い を用いず 貫で竹木舞を編み、土壁を塗り

柔らかく地震に 応答する 伝統的構法 が この15年ほど 非常に低い評価を

受けてきたのですが、ここにきて 実物大実験の結果や、コンピューターを駆使した

計算で 結果、再評価されて久しくなります。


この数年、また 木造は目が離せません。

こうして、制度が変わる度 住宅の性能が変わる? というのはおかしな話です。

要するに、どう安全で、どう長持ちし、どう快適か ということは

お施主様が、判断できやすいことが一番大切なことなんじゃないかなあ。

その資料と 判断の目安に口添えするのも 設計者の大きな役割のように思います。

性能表示

住宅性能表示の見直しパブリックコメント




                国土交通省HPより 住宅性能表示制度の見直し案


住宅性能表示制度 と 呼ばれる 指標があります。
その制度の改編についてのパブリックコメントが 消費者庁と国交省の連名で募集されています。


大きくクローズアップしたいのは、おそらく先の震災の影響を受け 「地盤の液状化」について

なんらかの形で盛り込まれるのではないかということ。

そして 上図 からみるように

コレまで 必須項目だった ● が 選択項目 ◯ になったものがあります。

性能表示は、フラット35の等級、長期優良住宅、認定低炭素住宅 等など

たくさんの 規定と大きく連動していますから

当然、10月に改正される 「省エネ法」の改正の影響も受けます。

このように、他の制度からも 色々な規定があり 周知が図られたこともあり

必須項目を 減ずるという趣旨のようです。





                                                                 因みに、耐震等級は 主に 筋交い(上図・weblioより)がどれぐらい入っているのかを決める目安にもなっています

一方で、この 筋交い を用いず 貫で竹木舞を編み、土壁を塗り

柔らかく地震に 応答する 伝統的構法 が この15年ほど 非常に低い評価を

受けてきたのですが、ここにきて 実物大実験の結果や、コンピューターを駆使した

計算で 結果、再評価されて久しくなります。


この数年、また 木造は目が離せません。

こうして、制度が変わる度 住宅の性能が変わる? というのはおかしな話です。

要するに、どう安全で、どう長持ちし、どう快適か ということは

お施主様が、判断できやすいことが一番大切なことなんじゃないかなあ。

その資料と 判断の目安に口添えするのも 設計者の大きな役割のように思います。

2013年9月13日金曜日

徳島杉

徳島県 木の家造り協会
のサポート設計士 6名が集まり 1回目のミーティングがありました。
林業家、製材、工務店、 そして 設計者 が 集まり、一つのことについて舌鋒激しく(笑)
相談、そして 意見を出し合った。
多様な 6名の 特徴が 今後展開されていくことになりそうです。
あとは、やはり 住まい手さんの お言葉も聞きたいよね。
「私の設計手法」っていうと大げさですが、作業の進め方 を お伝えしたいです。

2013年9月11日水曜日

木造

木の家づくり


先日、木の家づくりをアピールする、プレゼンテーションに参加してきました。

自分の思う 「木の家づくり」の 想いの丈を 時間を余らせて(バカですね)

お話させていただきました。


私の父も、若かりし頃、

木造推進協議会のお手伝いで 「徳島の家 120」 という 企画に参加し

設計のお手伝いをさせていただいたことがあり、

私は、それに対して、どこか 「自分であれば こうしたのに」 という思いもあり

半分は、そんなことを 父に告げるような気持ちで お話させていただいたと思います。


地元の林業家、 地元の工務店、 地元の設計者

そして、ここで暮らす方々。


を、イメージして。


日頃、耐震診断員として 様々な年代を経てきた 住まい を 見てきましたが

いわゆる 「民家」 というのは、ほんとうはこういった 私たち 市井 にある人々が

身をおいた場所だとおもうのです。

でも、民家といえば 「古民家」、「重要文化財」 と思い込んでいる。

豪商の建てたものには 其の歴史が詰まっていて 見応えはありますが

私が見てきたもの、これから見ていこうとするものとは 少し違うように思います。


今、 自らを 「建築家」 と呼ぶ 方々が 設計しているもの それは 目指せ

「残る民家!」な気配を感じます。

でも、古民家は 歴史の重積でもあります。

今の 一過性の流行に 載っかった クリエイティブあふれる住宅も、ハウスメーカーのすまいも

どちらもニッチな気がしてます。

どっちも 商品です。 売る側の論理 でつくられている。


茸のように生えてきた 民家・・・でも 残された古民家 と 建築家住宅を どこか重ねて

見てしまう私がいるのでした。

2013年9月10日火曜日

読書


中村 好文。

読もうかな・・なんて思って 積んでる本が何冊あるかしら。


2013年9月9日月曜日

木を活かす人材養成連携講座 第二講座

「木造の居住性」
木造建築研 の一環として行われる

木を活かす人材養成連携講座 第二講座

「木造の居住性」

が13:30より建設センター7階で。

仮設住宅を温熱的にとらえてどうだったか、板倉の家をベースに検証されています。

ちょっと、日内変動が激しいようにももいますが、仮設としてはよくいけてるということでしょうか?


あと、生理応答分野のレクチャーは、ある意味 環境工学と真っ向から見合って見合って・・

見る対象が違うんですね。

環境工学が たとえば 光熱を 定量的にとらえようとするのに対し

生理応答は 「そのとき彼に何が起こったのか」 なんですね。

ですが、まだまだこれから伸びる分野です、

どこかで接点もできてくるかもしれませんね。

2013年9月8日日曜日

健康住宅

健康住宅

健康に暮らすための住まいと住まい方―エビデンス集―


「夏季の蒸暑な寝室環境では寝苦しくて睡眠中の中途覚醒が多くなり」P56

こういった環境下ではエアコンなどの設備機器に頼らざるを得ないかと思いますが

「睡眠中は覚醒時に比べて体温調節機能が低下しており、寝室の温熱環境の影響を受けやすいので」

身体にやさしく安眠が得られる温熱環境を設けることは、きわめて重要なことといえます。 


夏季の寝室の温熱環境は気温26℃~28℃、湿度50~60%が適切という事です。

ただ、温熱感覚は、個人差が多く、その点を考慮に入れておく必要があります。 

同じ26℃でも エアコンによるものと、通風によるものでは違って感じる事もあります。

エアコンや扇風機の 「風」を不愉快に感じる人もいます。

先日紹介した、グラフ。

1週間の温度、湿度 変化を記録できます。

一体、自分が何度ぐらいの環境を 心地よい と感じているのか 前もって知る事ができます。

2013年9月6日金曜日

温熱環境と睡眠

温熱環境と睡眠
ここ2日、すごしやすい夜でしたね。
外気温が30℃超えてると さすがに 窓開けて眠る気になれず
34℃だともはや 篭りたくなります。
今夜は、23℃ そこで窓を開けて ファンを回して 外気を少し送り込む。
換気扇じゃないので所詮、効果は知れてます。
寧ろ、頬に当たる風の柔らかさ がなんとも悪く無い。
相対湿度は 55% 微風が通り抜けて 乾燥もなく。
明日は、温熱環境と睡眠について 知った事を書いてみたいと思います。

2013年9月5日木曜日

エコ・シート

定量的に捉える省エネ


おなじみの 熱損失計算計算結果シートですが
今回は、いつものQ値とは違う、Ua値で計算しました。

何が違うんだ?
細かなルールが違うだけで、実は根っこは 変わりません。

兆度 OK!
な 値 です。

で、日射取得率も同じですね。


で、これは いつも繰り返すことですが

簡易な方法 だと思っていてください。

Q値 も U値も、人の快適性とは関係ありませんし

エアコンの光熱費とも 関係ありません。

その Qも Uaも、 

次世代省エネとか、長期優良、地域ブランド

省エネ等級4 の元となっている数字。
どうして

エコ=断熱材はいらない

長期優良= エコ

なんて なっちゃったんでしょう。

きっと 私たち建築士が、
きちんと説明してこなかったからですね。

でも、これからは きちんと説明いたしますので。

だって、義務化ですから。

2013年9月3日火曜日

診断員


うちエコ診断員


とりあえず、合格していた うちエコ診断員の 認定書が届きました。

これは、お仕事 ではなくて、 御役目のようなものになります。
私の場合、徳島市 に所属している 診断員で 
私自身が 診断をお引き受けしたり、訪問したりということを決めるわけではないのです。

ただ、診断用のプログラムが非常に良く出来ているので ご紹介だけしておきます。



2013年9月1日日曜日

設計の進め方-3

設計の進め方-3 (ファーストプラン)


先日からの、設計。

メールで、何度かのやり取りのあと、

二度目、お施主様の要望を伺っての具体的な

打ち合わせになります。

PLAN が 比較的 気に入っていただけた場合には

ここで一気に、細部を詰めていきたい!

という、気持ちはあえておさめて

条件整理をもう一度振り替える必要があります。


まず、ご予算。

単に 総額 というだけでなく借り入れなどがある場合は

その時期、等々。

また、その予算配分。

ご用意可能な金額をめいっぱい使った PLANというのは
ちょっと心細いですね。

そして、ご希望のPLAN と 予算の つじつまが合うだろうか?

それから、工期は?

といった、初期条件を クリヤー出来ているかを

ここで一度振り返ります。


初めてお会いした時の、PLANは、私の方で一方的に作成した

ものですから、今回のPLANが実質、「ファーストプラン」とも

いえそうです。

次回は、そのあたりのことを少し冷静に捉えられるように

2週間後。
 

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