光熱費1/2住宅 (自立循環型住宅)06-3
リーフレットは、皆様にお配りするために
一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)より 領布を受けたものです。
外部と内部の間での、熱の移動を抑える と先日書きました。
簡単にいえば、暖房する——->あっというまに外気温と同じになる
室内の熱が高い。それが低い方へ 早く逃げてしまう
暖房してもしてもキリがないそれを しっかりした暖房にすると
暖房する——–>ゆっくりと外気温に近づく、
暖房器具の能力で追いつく冷房は ちょうど 逆のことが起きる。
これは、省エネにもなりますし、結果光熱費の違いにもなります。
世の中の 既存の住宅の約70%が 平成4年以前に建てられた断熱レベルの低い住宅 という報告もあるようです。
正確な数字かどうかわかりませんが大きくは外れていないでしょう。
これから 政府は 既存住宅の断熱に関する制度にも
具体案を出してくることになっています。
すると、決まって 「詐欺まがいの商法」で
お宅の家は・・・というような営業さんが現れることでしょう。
でも、こういった温熱の知識は、ほとんどの建築士さんは
エコ風 な ガラスと緑いっぱいな 温室のような
まさしく外で暮らしているような家をデザインと称しています。
まして、営業さんには そんなことは知るはずもないのです。
ここで、大切にしたいのは
省エネ、光熱費削減 、なにより 快適
この 快適感 を 大切にして欲しいのです。
宇宙服を着たような、密閉空間で暮らせと言うのじゃないです。
程よく、暑ければ 簾で補えるぐらい あとは 扇風機で
過ごせる日があれば、冷房をかけっぱなしで寝て、
夏風邪を引いたり、乾燥してしまうことも少なくなるのです。
快適であること、健康であること=光熱費が削減できる
で釣り合いが取れます。
余分なお金が取り敢えずは必要かもしれません。
でも、長い目で見れば 元も取れます。
そして、前の 「蓄熱」も含めて キチンと説明してくれる
設計担当者さんに相談してください。
できれば 耐震診断の時に 一緒に 断熱補強もされることをおすすめします。
(※1)「自立循環型住宅」 は、一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の
商標です。