2013年10月26日土曜日

勝手放題な呑み会

別に、なにか強制とか、シガラミがあって集まったわけでは無く

ただ単に、「建築」が好きで「ベクトルが同じ」な

業種を問わない面子での 「交流会」と称した「呑み会」


思うこと、これからのこと それぞれありますでしょうが

住まい を築く ということに ここまで 一生懸命 に 語り合える

其のことに 自分自身を振り返り 重ね 自問自答

お施主様にとって なにがどう あればいいのか?

そんなことを、息もつかせず 言葉が溢れ出る 5時間

時には、こんな 時間があってもいいでしょう?

だって、公共工事受注のために 人を 利用したり する方々に 疲れてるんです。

僕らは、建築家 である前に 建築士

大きな建築を 建てて 有名になりたいの?

ちがうから・・・偶々・・いえ 必然で 集まった お仲間なんですから。

楽しい時間をありがとう。

2013年10月24日木曜日

3Dプリンター

ちょっと話はそれますが 3Dプリンターを見学してきました。


県立工業試験所で、3Dプリンターのデモが あると誘われたので

まあ、近いということもあって 行ってきました。

3Dプリンターが世に出てから 30年近くなるのですね、全く知りませんでした。

一年前に、大阪で BIM のデモンストレーション大会があった折、

3Dプリンターで 建築の模型 を作成しているのを キーノートで見せていただきました。

率直に感想を述べると・・・

逸品生産の建築、模型は何度も何度も 造り直します。

其のたびごとに、3Dプリンター で作成するのは 効率が悪いようなきがしました。

やはり、スチレンボードを切ったり貼ったり しながら作っていくほうが お手軽ですね。

寧ろ、製造業、医療の現場では 既に 活用されていて

其れに比べると、建設分野では まだ 3%ぐらいということで。

興味が有る方は、工業試験所 に足を運んでみてはいかがでしょうか。

時間あたり 数千円で 使用させていただけるそうです。

2013年10月23日水曜日

またも 蓄熱

またも蓄熱と室温のお話です

こんな、部屋があるとします。

大きさは 8帖程度。

軒の出も何にもありません。

この部屋は、和室ですが 最近では滅多に 土壁を 採用することはありません。

理由はいろいろありますが、ここでは 其の理由よりも お話したいことがあります。

では・・・上のグラフを見てください。


水色は、4方とも外部として EPS100t 

(まあ十分な断熱がなされていると思っていただければ結構です)

黒色は、徳島市の外気温 1月ごろです。


青色は、昔ながらの 土壁の家

赤色は、ちょっと 厚みの少ない 土壁の家


黄色は、ボードの上に塗った 3cmぐらいの土壁の家

繰り返しますが、断熱性はどの家も同じですよ。

わかりやすいので、水色と青色を 比べてください。


グラフの 描き方が全く違うでしょう?

水色の、ラインは 最高室温が35度近くまで上がることもあります(1月なのに)

でも、最低気温は 室内で 7度 ぐらいまで下がります。

その時の 外気温との差 は たったの 4度。

断熱材はどれも同じなんです。

室内にいて、それも南向きの部屋ですよ。

もし一日のうちに、 室温が 35度 から 8度 そしてまた 30度

なんて ジェットコースターみたいな状態で、健康でいられますか?
ボクは自信ないなあ。

35度なんて、冷房でも凌げないかもしれない暑さです。

でも、夜半には 10度 フリース何枚着込みますか?
季節の移ろいを感じるすまい なんて キャッチフレーズ よくありますが

これじゃあ、とてもじゃないけど 一日24時間で 真夏と真冬 を行ったり来たり。
家は、南に向いていればいいってものじゃないです。

窓がアレばいいってものでもないです。

私たちの満足感は、一体 どんな住まいで 満たされるでしょうか?

地震で 命を失わないこと。

健康を 害さないこと。

30年で、壊れないこと。

せめて こうゆう 基本的なことを 満たしてから

やっと、気持ちの上で満足感が得られるんじゃないでしょうか?

雑誌に載ってる、「建築家」の先生が 有名だから?

雑誌に載ってるということと、こうゆう基本的なことを

きちんと、把握できているかは 何の関係もありません。

今度、建築家の先生に お聞きになってみてください。

「自立循環型住宅設計のためのガイドライン」講習を

受講されてますか? と。

まずは、そこからがスタートです。

さて、こんな 8帖の家ですが あるプロジェクト のための
地道な検討課題なのです。

はたして、どうすれば 一年を通じて 快適な生活を営める住まいを創れるか?
そもそも、快適な生活って どんな要素で決まるのでしょう?

次回からは、そんなことを お話したいと思います。

2013年10月22日火曜日

蓄熱計算

自立循環型住宅シリーズですが、
日射利用(蓄熱)でずっとストップしたままです。
それほどまでに、「蓄熱」の奥が深い ということなのですが、
今、提案住宅で この「蓄熱」を活かして 冬の 室温を 比較的快適にできないか 模索しています。

凡そ 8帖大の 部屋の 室温を検討しています。

一番下の、黒いラインは 外気温。

青が、コンクリート造


水色が、土壁 両面塗り

赤が、土壁 片面塗り。

12/25日頃で、20℃~25℃ をキープしています。

でも、11月ぐらいになると 30℃超えちゃう日もありますね。

ちょっと窓が大きすぎるのかもしれませんし

蓄熱部位が 少なすぎるのかもしれません。


でも、凄いと思いません。

だって、太陽の恵みだけで、暖房がほぼいらない 12月を 過ごせるんですよ。

もちろん、曇や雨の日もありますから「補助暖房は必用です」

パッシブデザイン という言葉

何度か紹介してきましたけれども

自然の原始的な エネルギー(ローエネルギー)と

電気のような 加工された エネルギー(ハイエネルギー)

まずは、ローエネルギー で出来るだけの 対策をして 、それから ハイエネルギーで補う。


えっ? これって省エネ。

もちろん、冷暖房費の節約になりますが もっと大切なことがあります。

それは、また 今度。

 

2013年10月7日月曜日

地域型住宅ブランド化事業 検討中

地域型住宅ブランド化事業 検討中




ほとんど、熱環境のお話ばかりですが、
建築士ですから、全般的なことに 気配りをしています。

特に重要なのが、「構造強度」。
次が、「耐久性」「温熱環境」。

上の 画像は ある住宅で 長期優良住宅 を採用できるかどうかを、構造面で検討しているところです。
長期優良住宅 構造等級2 は 必須条件です。

以前、ご紹介いたしましたが、

所属しています、山・すまい・まちネット は 本年度も

地域ブランド化事業の採択を受けています。

この 制度を使って 住まいを建築すると 100万円の補助金が

ついてきます。

ただし、それには幾つかの条件がありますので

詳しくはお問い合わせください。

また、地域ブランド化事業が どうゆう趣旨でつくられた制度なのか、


地域型住宅ブランド化事業評価事務局HP

を御覧ください。

山・すまい・まちネットでは まだ 枠が残っているようです。



















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