思い出してください・・・ PASSIVE DESIGN (パッシブデザイン)
毎日ヾ、省エネばかり考えて、
真夏に冷房を付けないで忍耐!
真冬に暖房を付けないで忍耐!
どうも、聞くところによれば、(定かではありませんが・・)、日本人は 忍耐強い一面を持ち合わ
せているようで・・・
でも、思い出してください・・・ PASSIVE DESIGN (パッシブデザイン)・・
自然に開かれた家-内と外のレスポンシブルな関係を築き
太陽や風といった自然のポテンシャルを享受する住宅
この一節の中には 省エネ(光熱費1/2)なんて言葉は 出て来ません。
ここで、もう一度
「住まいの中の自然」-パッシブデザインのすすめ- 丸善株式会社
から、小玉先生の 言葉を 引用してみましょう。
(P9 より引用・・・)
エネルギーがなければ快適さが得られないという強迫観念から離れ、じっくりとこれからの住まい
とその環境の イメージを固める時期なのではないでしょうか。
快適・・・
●はじめに 住まいの自然と環境計画 P8~P12
に小玉先生が 繰り返し書かれているのは 「快適」
因みに、私が引用する 図書の多くは 徳島県立文化の森図書館 に蔵書があるものを
できるだけ選んでいますので、ぜひ一度 目を通された上で、ご購入され 住まいづくりの
参考にして頂ければと思います。
人それぞれ、「快適」の尺度は違うことでしょう。
しかし、快適 と 省エネ・・・ 優先されているのは 快適 なのです。
その快適とは、はじめから機械に頼る快適ではなく、出来うるかぎり 自然と交わる(交感・応答)
快適・・・それが パッシブデザインの目指すところではないでしょうか?
ここでいう「快適」とは、温熱的な快適もさることながら、
自然の営み(日差し、風・・・etcのはたらき) を感じ、思索する
という 広い意味での 「快適」まで含めています。
一方、自立循環型住宅の定義は
ガイドラインの第1章にはっきりかかれています。
大元は、エネルギー供給の観点から 「循環型」 を目指し
手法として、 極力自然エネルギーを活用 する という順序なのです。
もちろん、住環境の質にも触れてはいますが、順序は やはり エネルギー問題なのです。
いずれにしても 「住環境」の質 を 落とさずに・・・これが ポイント ではありそうですね。
今日は、文章ばかりで ちょっと つまらなかったかもしれません。
ただ、自立循環型住宅研究会では、「Q値」と 「ガイドライン」「快適性」 を結びつけようと
する会員が 日々 研鑽を積んでいます。
(※)「自立循環型住宅」 は、一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の
商標です。
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