建築士会 の 勉強会
木造建築研究会 のミーティング の 様子
テーブルの上にあるのは
「放射温度計」
自立研 や 野池政宏さんの 「省エネ・エコ住宅設計究極マニュアル」でも
温熱環境 必須アイテム の一つとして 紹介されていましたので
この春に 購入したものです。
先日の、中村勉先生の 講演会の中でも
先生ご自身が、カバンの中から取り出して 紹介してくださいました。
写真の 横にも もう 一個(佐藤恵子さん所有のものが) あります。
私たちの感じる 「体感温度」 というのは
実は、難しい式で求めることが出来るのですが 室温とは大きな差が生じることがあります。
それについて 大ざっぱに は
体感温度=(表面温度+室温)/2
つまりは、私たちの周囲の 壁、窓、床、天井 等の 「表面温度(平均放射温度)」と
「室温」 の 平均温度 として考えると 適当だ
と 自立循環型住宅への設計ガイドライン に 書かれています。
この夏前から、いたるところで 測定していますが 私の部屋でしたら
放射熱 が 29度 ぐらいまでだと 室温31度でも まあそこそこ快適だったりします。
この 体感温度 は 人によって違いがありますから
今自分が 快適 とか 寒い とか 感じている場面で
放射熱 と 室温 が どの程度の数値 なのかを 測定して 設計に活かすよう
訓練が必要なのです。
ちなみに ミーティング場所 「森の元気」 の壁面(杉板) は 28度 でした。
しかし、一カ所・・・天井の蛍光灯表面は 39度 です。
照明器具 が発する 熱も 体感温度に大きく関係しています。
他にも、湿度、風速 なんかも 影響します。
それについては、また明日。
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