2012年8月22日水曜日

太陽の熱を利用しよう

パッシブ住宅、古民家、自立循環・・・

すべて 太陽の恵みを 享受できるように 計画されている。

かつては、それを 経験値で補い、時には(いやむしろ頻繁に) 失敗もあっただろう

今は、パソコンというツールが、その 経験値 を根拠づけてくれる。

そして 最もそれにふさわしい ツールが solar designer(ソーラーデザイナー)というツール。

今、Demo版を使っているのだけど。


















ツールの、入力値 の中に 「容積比熱」を記入できます。

太陽 熱をどれぐらい貯められるか という目安になる数字です。

例えば 松は  1624
      杉は  783

なんと 杉材では 松の半分しか熱を蓄えられません。

蓄えた熱を、いったいどうするか。

例えば、太陽の熱が 貯められ、夜になると 今度は 熱を 出してくれます。

壁や天井からの 輻射熱は 体感温度に 大きく影響します。

また、容積比熱 の大きい材料を使うと、時間帯による温度差が急激に変化せず

ゆるやかに、部屋をあたためてくれます。

場合によっては、その熱のおかげで、暖房費が 10%~最大50%まで削減出来そうです。

ちなみに、木造でしたら  土壁仕上げでしたら

なんと  1327KJ/m2℃ と非常に 熱を蓄えるポテンシャルがたかいようです。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

ラベル

講習 (63) 自立循環型住宅 (55) パッシブデザイン (51) 光熱費1/2 (48) シミュレーション (40) 省エネ (38) 低燃費住宅 (33) 木造 (26) 制度 (22) 温熱環境 (22) 設計の進め方 (21) その他 (19) wallstat (15) 設計手法 (15) ツール (13) 断熱 (13) 木の家設計家 (13) 未分類 (13) 構造計算 (13) 構造アプローチ (12) Forward to 1985 (11) 野池学校 (11) 徳島杉 (10) 省エネ法 (9) 耐震 (9) コンピュテーショナル (8) 川内の家 (8) 日射熱利用 (8) 耐震等級3 (8) サスティナブル (7) 予算 (7) 住宅 (7) 結露・温熱環境 (7) うちエコ (6) 住宅医 (6) 東南海地震 (6) 環境設計道場 (6) 山すまいまちネット (5) 改正省エネ法 (5) 焼杉の家Ⅲ (5) 薪ストーブ (5) SKETCHUP (4) エネパス (4) リフォーム (4) 展覧会 (4) 暮らし省エネマイスター (4) 温湿度 (4) 焼き杉の家 (4) 設計 (4) NPO山すまいまちネット (3) ウッドマイルズ (3) エネルギーパス (3) 伝統構法 (3) 地域性 (3) 建築 (3) (3) 環境 (3) 資料 (3) 防災 (3) NEWS (2) Rhino (2) ladybug (2) インスペクション、補助金 (2) パッシブハウス (2) 住宅医、リフォーム、断熱改修 (2) 健康住宅 (2) 空気線図 (2) 3D (1) CLT (1) HEAT20 (1) SolaeDEesigner (1) ZEH (1) blog (1) wallstat(地震倒壊シミュレーション) (1) エコモデルハウス (1) コンセプト (1) サスティナブルデザイン (1) サーモカメラ (1) シミュレーション ツール (1) シミュレーションツール (1) セミオーダー (1) ハザードマップ (1) パッシブデザインツール (1) ホームズ君 (1) モデル建物法 (1) 家具 (1) 徳島 (1) 徳島の住宅医 (木造建築病理学) (1) 持続可能な (1) 断熱リフォーム (1) 暮らし (1) 書籍 (1) 法規制 (1) 津波 (1) 洪水 (1) 活断層 (1) 湿度 (1) 環境共生住宅 (1) 環境履歴書 (1) 耐火建築物 (1) 聴竹居 (1) 藤井厚二 (1) 講演会 (1)