2012年8月26日日曜日

太陽エネルギーの利用-蓄熱

南面開口 の長方形なスペース。























上記画像は 株式会社クアトロ 様 の シミュレーションソフト


建築デザイナーナーのための建築熱環境デザインソフト SolarDesigner6(試用版)


快適性と省エネルギーを実現するための建築熱環境デザイン・シミュレーションソフトです。建築設計の初期段階で主に建築デザイナーが直感的で容易に使え、室温、使用エネルギー量などを計算することができます。自然のエネルギーを利用するパッシブ建築を設計するにも最適です。またリアルタイム計算をするので、計算条件の変更がすぐ結果に反映されるため温熱環境の理解が容易にできます。温熱環境工学を勉強する方、学生にも最適な教育ツールです。
(独)建築研究所開発ソフトウェア:PASSWORK準拠
開発監修:小玉祐一郎(工学博士:神戸芸術工科大学、元・建築研究所環境部長、PASSWORK開発者)
武政孝治(工学博士:広島女学院大学、PASSWORK開発者)

             株式会社クアトロ HPより引用
       


試用させていただいているから 宣伝 というわけではなく
ほんと、基礎から 一歩ずつ学べる よいアプリケーションだと思います。



使用例


上から、順番に 床材の厚みを 増している。


自立循環型住宅 3章 手法3

蓄熱手法  です


蓄熱効果が最も高いのが タイル となっています 

次が コンクリート、プラスター 等

コンクリートの 2013KJ/m3・℃ に対して

松材は 1624KJ/m3・℃  8割 程度

なのですが、

材料ごとに、有効厚さ が 定められています。


コンクリート だと 20cm まで有効

松のフローリング だと 3cm となっています。


フローリングの厚さを3cm以上に 増やしても さほど効果は得られない。



だとすると、熱容量は 体積に比例してくるので 20cmまで含めて計算できるコンクリートが 松のフローリング にくらべて 圧倒的に有利です。


で、フローリングの厚みを順番に増やして、試用してみました。


確かに、厚さを増やした割には、劇的効果 が出ているわけでもなさそうなんですが・・・


もうちょっと試用してみたいですが 木造の 2階の床は圧倒的に 木板材が多いと思います。


今一番多いのは、構造用合板28mm の上に フローリング12mm です。


ですが、それでは 極端な 蓄熱効果が期待できません。

そのかわり、面積は床一面ですから、広いですね。


あとは、アクアレイヤー のような 蓄熱材を入れるなんてこともありそうです。


ただ 荷重の事も考えなくちゃいけません。


床ではなくて 壁で、蓄熱するとすれば 土壁 がすごく 蓄熱量が大です。


土壁 の 容積比熱は 1327KJ/m3・℃


マツよりも一見小さいですが、厚さ17cmまで

有効暑さをみることが出来ます。


ただ、土壁工法は 20年ほど前から目に見えて 減っています。

私が、土壁の現場を経験したのは、焼き杉の家 I が最後ですから

10年以上経ています。


最近の、建築士さんだと、土壁の工事過程を観たことがないかもしれません。


今回は1階 で 薪ストーブ を利用するので その熱を うまく 2階へと循環させることができればいいのですが。


同時に、床も温かさを 維持したいと思っています。



でも 体感・触感 だと コンクリート より 杉

ヒノキ より 杉 の方が温かいような気がしますが、

実は 杉の 容積比熱は

マツ の半分程度だったりします。


蓄熱 は うまく計画しないと 逆効果になるかもしれないので 難しそうです。





(※)「自立循環型住宅」 は、一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の
     商標です。