日射取得の程度 | 日照障害の程度 | 日照時間の程度 |
立地1 | 50% | 3時間日照 |
立地2 | 25% | 5時間日照 |
立地3 | 0% | 終日日照 |
日射熱の利用については、パッシブ手法でも大きな比重を占めますが、
「自立循環型住宅への設計ガイドライン(入門編)」(リンク)でも触れられています。
入門編(かつての温暖地版)」の3章で、立地条件を上のように挙げています。
立地:1~3
先日から、検討している敷地ですが、sketchup(3Dソフト)では、その時間の影の様子は
ビジュアルに分かりやすく示してくれます。
ただ、冬至に一日に何時間の「日当たり」があるか、周辺状況によっては ちょっと分かりにくい。
そこで、CADで 日影機能 を使って 色分けしてみました。
上の、敷地周辺図から見ると
「黄色い部分」が「敷地」
「グレー」が 隣接建物。
「青」が一日、3時間以上「影」になる部分、逆算して5~6時間の日照が
得られる範囲になります。
測定面は、地面から1.5mですから、一階の床上90cmぐらいです。
この範囲に一定条件の開口部を持ってくることができる室内では
比較的有効な、日射熱効果が期待できるということになっています。
あくまでも、原則(ガイドライン)ということで、ケースバイケースになってくることから
詳細な「シミュレーション」をしないと、かえって「急激な温度上昇(オーバーヒート)」を
引き起こしかねない手法でもあります。
次回には、その続きを 「自立循環型住宅設計へのガイドライン」の「日射熱利用」として
書いてみたいと思います。
徳島の日射量豊かな地域性を活かしたパッシブ手法です。
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