これは、初期分析の一例になります。
”紫色”の物体が、周辺の建物です。
それの間に” 黄色・赤茶・水色”で構成された四角いのが 設計建築物です。
今は、「パッシブ」面だけを、ご紹介しているのですが、当然 住まいづくりでのご要望は多岐に渡りますから
これだけで、配置や間取り、デザインを決めてしまうことはありません。
水色のガラス部分からは日射が入ります。(参考 パッシブデザインとソーラーハウス)及び(室温とシミュレーション)
赤茶は、屋根です(ダミーモデルなのでフラットですが、実際は 角度が付きます)。
このように、最も寒い日、暑い日 の室温変動がどうなるかを 「エアコンあり、なし」で比較することもできますし
結露が生じる可能性なんかも検証できます。
暖冷房の使用がどの程度で、何月が 一番多い。
ということもわかります。
このシミュレーションツールの 特徴 は、
世界的に標準(最も使われている 計算エンジン)であるから、信憑性が高いこと。
かなり汎用性の高い、形状の建物でも(例えば、袖壁が斜めとか、変形プラン)対応できることです。
又、更にもっと詳しい情報(例えば、外付けブラインドの間隔、角度)もこのソフトのデーターを使って
検証することができます。
「信頼できるツールを正しく使って、設計(デザイン)に反映させていく」ことも
建築士(建築家)の役割だと思っています。
5、~6年前 に 、このようなツールの事を調べ始めたころは 100万の導入費と、アップグレード、メンテナンスの
コストが要求されたのに、今では その一割以下になりました。
当然、設計の仕方も 変わってくるかと思います。
徳島の建築設計事務所 共建築設計事務所 にご相談ください。
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