光熱費1/2 住宅 -断熱外皮計画- 5
日経アーキテクチュア 最も知られている 建築雑誌の一つですが
2月号の特集が 「窓から見直せ」 と 題してます。
どうゆうことがというと、
上に上げた、3つの表ですが
壁、アルミ窓一枚ガラス、アルミ+樹脂窓2枚ガラス(この辺りが今の水準でしょうか?)
そして 樹脂窓ガラス3枚
の比較をしてみました。
熱貫流率 というのは 記号 Uで示されていますが 熱の伝わりやすさ を表しています。
数字が大きいほど、熱が伝わりやすいのです。
ここ2.3年前までは、グラスウール が一般的な仕様でした。
変わり始めた一つの キッカケが 東日本大震災です。
災害地の、仮設住宅に大量の 断熱材になり 品不足になってしまったんですね。
その後、 2020年の 省エネ法改正(義務化)間近ということで、
各 建材の断熱性が 今までと比較にならない水準にまでアップしてきました。
10年前なら、いくら良くても 使えない、コストがかかりすぎて という商品も
手の届くところまできました。
壁の、Ui が 0.39
アルミ窓が 6.51
アルミ+樹脂 が 3.49
樹脂 が 1.9
これは驚くべき数字です。
窓は アルミもガラスも 非常に熱損失が大きいということが解ります。
今、一般的な アルミ+樹脂(ガラス2枚・複層ガラス) と 2.3年前標準の 断熱仕様の壁だと
窓は 壁の 9倍も 熱を 通しやすいのです。
最近、YKKAP というサッシメーカーから 樹脂サッシ+トリプルガラス 仕様の商品が発売されました。
去年の 省エネ元年に続いて 、今年は 高性能サッシ元年になりそうです。
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