これまでにも、何度かご紹介している wallstat(ウォールスタット)。
写真のテキストは、シーデクセマ評議会カンファレンスに参加したときに配布されたものです。
シーデクセマ(CEDXM)とは、プレカットCADとのデータ連携フォーマットのこと。
メリットとしては、実際建てられた木造建物の履歴が、データとして残っていくこと。
それによって、将来的に補修、メンテ、改造 などを行いやすくできるわけです。
そんなに便利なもの?ならば、私たちが使う「建築設計・製図用CAD」とも連携できるかと言えば
残念ながら、対応していません。
そこで、考案されたのが、CEDXM形式じゃなくても設計者が入力できるグラフィカルなインターフェイスがつくられています。
其のインターフェイスが wallstat studio(ウォールスタットスタジオ)と呼ばれるもので
wallstat連携CADを通常の設計事務所は扱いませんが、wallstat Studio を用いて、詳細なところまでパラメーターを指定出来たりもします。
このカンファレンスは大阪で、聴講したときのものですが
今度(今月半ば)に開発者の 京都大学 中川准教授自ら wallstat の中級コースをしてくださることになりました。
また随時、成果を報告できるかも と期待しています。
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