8月の末に行われた岐阜県立森林文化アカデミー辻准教授による「結露を学ぶ」の連続講座「温熱環境と省エネルギー講座」を開催しました。
元々、8月末に二日間連続講座として開催される予定でしたが、台風の影響にて二日目は延期。
受講者の感想として建築士会、笠井会長から非常に分かりやすく本日のコメントを頂いておりますので、シェア。
岐阜県立森林文化アカデミー木造建築スタジオ准教授の辻充孝先生をお招きし、「温熱環境と省エネルギー」講習会が開催されました。これは近く改正される予定の「省エネ法」への準備研修として徳島県建築士会が主催したものです。朝10時〜夕方5時まで、地域の特性やポテンシャルを活かしながら、住宅の省エネルギーと快適性を両立させる手法を学びました。住まいの温熱環境は、消費エネルギーの削減や光熱費の節約だけでなく、住まい手の健康を左右する重要な要素です。またそれをしっかり押さえることは供給者としての使命でもあります。近年、新たなデータや機器によってその科学的なアプローチもかなり精密にできるようになってきました。今後ますます注目される分野になると思われます。
前半では、パッシブデザインについて設計プロセス にどのように落とし込んでいくか を具体的事例を交えてお話しいただきました。
昼食休憩を挟んで、ついに UA値・η値 の計算方法を。
受講生の方たちには是非、宿題を提出していただいてツールを手に入れ環境設計の面白さの世界への一歩としていただきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。