
四国 住宅医ネットワークのメンバーの内 6名 が集まりました。
※住宅医とは、(建築物の性能を正確に調査、判断する専門家)です。
愛媛での受講生の方々へ、四国住宅医のメンバー各々の 活動紹介を行いました。
最近多いレクチャー写真。

徳島でも2016年に三澤文子氏、(故)三澤康彦氏、滝口泰弘氏、にお越しいただき 住宅医 と ウッドマイルズについて
レクチャーをしていただきました。
今回の愛媛でのレクチャーは、実践的な内容でした。

四国、徳島、淡路、で住宅の設計を手がけています。「設計の工夫」で「快適で心地よさ」を創りだすこと、・・ 周辺の 自然環境を心地よさの源とする そんなことを考えています。
1.住宅に重きを置くこと
2.みだりに外国の真似をせぬこと
3.趣味を乱用せぬこと
4.見栄をはらぬこと
5.茶道
6.腰掛の生活をすること
7.間取
8.衣、食
9. 台所、浴室、便所の設備
10.床の間の廃止
11.暖房の設備
衣食住の内で住をいちばん軽んずる様です。
「住宅」にこそ重きを置くべき と。
聴竹居
発見と再生の22年 松隈 章 よりメモ。
「エネルギーの必要量」は、その建物において一年間に消費が予想されるエネルギーの量。
「消費エネルギー量」は、基準に定められた室温および給湯需要量を確保する上で、暖冷房・換気・給湯に必要な一年あたりのエネルギーを計算したもの。
外断熱協会が提供している書籍。
日本の、エネパス普及
長野県は、環境意識が高いですね。
見える化 が大切なのではないでしょうか。
このような試みに対して、徳島ではどうでしょうか?
「持続可能な発展を目指す自治体会議」の設立
正会員として北海道下川町、ニセコ町、岩手県葛巻町、二戸市、鳥取県北栄町という 5 自治体、かつ、オブザーバーとして長野県環境部環境エネルギー課主幹の田中氏、立命館大学経営学部ラウパッハ教授を迎えて、「持続会」を 2015 年 2 月 26 日に設立致しました。
会議では、特別講座として JENA・日本エネルギー機関の中谷代表から公団住宅の省エネ改修の事例について、村上敦から地域熱供給&コジェネの設計前のコンセプト立案について、ウィンドコネクト株式会社(www.wincon.jp/)の斎藤代表から日本における太陽光発電についてのこれまでの振り返りと、風力発電・太陽光発電の今後の展望についてのレクチャーが行なわれました。
その後、設立に際して、クラブヴォーバ代表理事の早田氏から挨拶が行われ、持続会の趣旨についての確認がなされました。本会議においては、弊会代表理事の今泉からエネルギーパスの仕組みと省エネ建築推進の意義について、オブザーバーの長野県の田中氏から長野県での取り組みとして省エネ・高効率化・再エネに取り組んできている事例紹介とその理由について、さらに特別ゲストの不動産コンサルタントの長嶋氏から空き家問題とその対策についてのレクチャーが行なわれました。
今回は正会員の北海道のニセコ町がこれまでの取り組みと今後の展望を発表し、スタッフや参加者同士の交流も熱く行なわれました。「持続会」は高いモチベーションと優れた事例を持った小規模の選り抜きの精鋭自治体を最終的には10 程度まで会員の幅を広げ、高いレベルで切磋琢磨しあう団体として機能するような組織にしていく予定です。「持続会」の第 2 回は 10 月 15 日に開催予定ですが、クラブヴォーバン法人会員の方限定で傍聴も企画していますので、お楽しみにしてください。
もう一つ、アンドレア氏のパワポの中に
SolarDesigner(ソーラーデザイナー)が。
アンドレア氏ご自身は、エネルギーについての計算はしない と語っておられましたが
エネパスに加え、このSolarDesigner(ソーラーデザイナー)は、かなり強力な室温シミュレーションソフトです。
ある特定の形状を持ったボリュームが、徳島の2月にどのような室内気候を
示すのか。
同様に
ある特定の形状を持ったボリュームが、徳島の8月にどのような室内気候を
示すのか
断熱の効果、室内の素材(熱容量の多少)、窓の大きさ・断熱性・日射取得率、庇の形状、etc を
変化させて 比較スタディができます。(関連リンクこちらクリック)
こんな風に、省エネ化の結果
環境性能 と 経済性能 が 光熱費等に どのような結果を与えるか?
という 尺度の一つになる。
間欠冷暖房 と 記載されているが
ドイツでは、「全館冷暖房」が一般的であるため、日本のように 間欠暖房(部屋単位の暖冷房)
が、主なケースと一概に比較できない。
よって、「間欠冷暖房」と「全館冷暖房」の二つのケースを 計算する。
最近は、この様に 光熱費(燃費)を表示してくれる ツールが増えていますが
必ずしも 実情に合っているかは分からない。
そこで、光熱費に関しては 「環境履歴書(岐阜県立森林文化アカデミー・辻准教授)」で
分析(用途分解)した結果で大きく補正する。